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定額制リノベーションを比較するときの注意点|含まれる工事と追加費用

定額リノベーションの商品ごとに基本工事と追加費用を比較するイメージ サービス比較

定額制リノベーションは、価格の考え方や標準仕様が見えやすく、初期の資金計画を立てやすいサービスです。ただし、「定額」という言葉だけで総額が確定するわけではありません。面積、物件状態、工事範囲、追加オプションによって金額が変わります。表示された基本料金を「購入費を含む総予算」と読み違えないことが最初の注意点です。

定額制には複数の仕組みがある

  • 専有面積ごとに基本価格が決まる
  • 複数の間取り・仕様から選ぶ
  • 水まわりなど対象箇所をまとめる
  • 設計・施工・家具などをパッケージにする

同じ「定額制」でも含まれる内容は違います。比較するときは、商品名ではなく工事内訳をそろえます。

現在確認できるサービス例

KULABO「LIBEDY」

公式ページでは、規格化したプランによる定額制フルリノベーションとして案内されています。2026年8月23日の確認時点では、74㎡で1,000万円(税込)から、75〜79㎡で1,025万円(税込)からと、面積帯ごとの表示があります。

一方、100㎡以上は要見積もりで、構造、配管、管理規約などによって希望どおりに施工できない場合がある旨も示されています。表示価格だけでなく、対象設備数や標準仕様を確認する必要があります。

リノベる。「The R.」

公式ページでは、間取りや仕様を選びやすくした定額型の考え方が示されています。自由設計とは異なり、選択肢を整理することで打ち合わせや費用を分かりやすくするタイプです。対象地域、選べるプラン、物件条件、表示価格の最新情報は相談時に確認します。

M+(エムプラス)

公式ページでは、解体、住宅設備、内窓、給湯器などを含む面積ベースの定額制と、家具・カーテン・照明まで含めた住まいづくりを案内しています。物件探しを含むサービス範囲と、標準に含まれない工事を確認してください。

70㎡の中古マンションで見る「定額」の範囲

たとえば70㎡の住戸で、面積に応じた基本料金のサービスを検討するとします。基本料金に含まれる設備交換や内装工事が明確なら比較しやすくなりますが、次の項目が別扱いだと最終金額は変わります。

  • キッチン・浴室・洗面・トイレを各1か所交換できるか
  • 水まわりを移動する場合の給排水・換気・電気工事
  • 壁や床を壊した後に必要な下地・配管補修
  • 窓、給湯器、分電盤、断熱・防音工事
  • 造作収納、タイル、床材など標準外の仕様

同じ70㎡でも、水まわりの位置を変えず標準仕様を選ぶ住戸と、キッチンを移動して造作収納を入れる住戸では条件が違います。定額商品の比較では、物件の図面に「基本料金でできる範囲」「追加になる範囲」を色分けしてもらうと、価格の見え方がそろいます。

サービス別の具体的な読み取り方

面積帯ごとに料金が表示されるタイプ

KULABOのLIBEDYは、公式ページで74㎡1,000万円(税込)から、75〜79㎡1,025万円(税込)からなど、専有面積帯ごとの料金を掲載しています。これは2026年8月23日に確認した表示で、予告なく変更される場合があります。100㎡超は個別見積もりとされ、構造・配管・規定によって希望プランに沿えない場合や、水まわり交換は各1か所といった条件も記載されています。

ここでは「70㎡なら1,000万円で全希望が入る」とは読めません。面積帯の基本料金に、標準仕様、オプション、物件固有の工事を重ねて確認します。

仕様を絞り、間取りの自由度を残すタイプ

The R. by RENOVERUは、公式ページでリノベる。が選んだ素材・設備を使い、間取りをオーダーメイドするセレクテッドリノベーションとして案内されています。ページ上で一律の金額を確認できない項目は推測せず、対象地域、仕様の選択範囲、物件条件、最新見積もりを確認します。

面積ベースで住まい全体を組み立てるタイプ

M+は、公式ページで解体や住宅設備、内窓、給湯器などを含めた住まいづくりの考え方を案内しています。家具・カーテン・照明まで含む内容もあるため、工事だけの金額と入居準備まで含む金額を分けて確認します。公式ページで一律の価格を確認できない部分は、現在の対象物件と見積もりで判断します。

比較表でそろえたい項目

確認項目見るポイント
価格の基準面積、間取り、工事項目のどれで決まるか
標準工事解体、下地、内装、設備、配管、電気
設計費等設計、現場管理、諸経費を含むか
設備メーカー、シリーズ、台数、選択範囲
追加費用構造補強、配管、断熱、造作、搬入条件
対象物件マンション・戸建て、築年、面積、地域
変更の自由度間取り・素材・設備をどこまで変えられるか
保証工事保証、設備保証、点検、相談窓口

追加費用になりやすい項目

  • 解体後に分かった下地や配管の補修
  • 水まわりの大きな移動
  • 電気容量や分電盤の変更
  • 断熱・防音・結露対策
  • 標準外の設備・素材・造作家具
  • 管理規約や搬入条件による追加対応

契約前に「追加になる可能性がある項目」と「追加額を決める手順」を書面で確認します。

比較表を作るときの記入例

項目商品A商品B確認する質問
基本料金の基準専有面積プラン・仕様70㎡・壁芯か内法か、対象面積はどこか
水まわり標準は各1か所選択範囲を相談位置変更、食洗機、浴室サイズは追加か
内装標準床・壁選択仕様床の遮音、下地、張り替え範囲は含むか
物件固有工事現地調査後に別途現地調査後に別途配管・電気・管理規約対応の見積もり時期はいつか
家具・照明別途含む場合あり工事費と入居費用を分けて比較できるか

この表の空欄が多いまま契約を急がず、現地調査後の見積書と照合します。

定額制が向いている人

  • 総額の見通しを早く持ちたい
  • 選択肢が多すぎると決めにくい
  • 標準仕様が自分の好みと合う
  • 仕様より、暮らしや予算の整理を重視する

向かない可能性がある人

  • 細部まで自由に設計したい
  • 特定メーカー・素材を多数指定したい
  • 特殊な形状や制約の多い物件を検討している
  • 標準から外れる工事が多い

まとめ

定額制リノベーションの利点は、価格の目安と選べる内容が分かりやすいことです。ただし、最終総額は物件調査と要望整理の後に確認する必要があります。

ワンストップ会社の選び方見積もり比較を使い、標準工事・対象外・追加条件を同じ表で比べてください。

公式情報・確認日

サービス内容や価格は変更されることがあります。相談時に最新の公式資料と見積もりを確認してください。

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