在宅勤務が増えた夫婦と中型犬の暮らし。いつも近くにいられる反面、オンライン会議中に玄関の音へ反応したり、散歩後の足拭きで廊下が汚れたりすることが悩みでした。
中古マンション購入+リノベーションでは、犬のための設備を増やすだけでなく、人と犬の一日の動きを一緒に整えました。
この記事は、中古購入+リノベーションを検討する際の考え方を、条件別のモデルケースとして紹介しています。実在する特定の個人・物件・企業の体験談ではありません。
モデルケースのプロフィール
- 30代の共働き夫婦と中型犬
- 週の半分は在宅勤務
- 散歩後の掃除と抜け毛対策を楽にしたい
- 仕事中も犬の様子は見たい
- オンライン会議中の音と映り込みを抑えたい
最初にペット飼育のルールを確認した
ペット可と表示されたマンションでも、飼育できる種類、頭数、大きさ、共用部での移動方法は物件ごとに異なります。
国土交通省のマンション標準管理規約は管理規約のひな型であり、実際に適用されるのは各マンションの規約です。夫婦は自分たちだけで判断せず、候補物件の規約と使用細則を仲介担当者に確認してもらいました。
玄関から洗面までを短くした
散歩から戻ったら、玄関近くでリードや散歩用品を片付け、足を洗ってからLDKへ入れる動線にしました。床は滑りにくさ、掃除のしやすさ、床暖房との相性を設計担当者と比較します。
玄関土間を広げすぎると居室が狭くなるため、必要な動作と物の量を測り、洗い場も犬の大きさに合わせました。
仕事場は近いまま少しだけ分けた
完全な個室へ閉じこもるのではなく、LDKの隣に半個室の仕事場を設けました。室内窓から犬の様子を見られ、会議中は引き戸を閉められます。
玄関チャイムや廊下の音へ反応しやすいため、犬の休む場所は玄関から直接見えない位置にしました。音を完全になくすのではなく、落ち着ける距離をつくります。
在宅勤務の考え方は夫婦それぞれの居場所をつくるモデルケースも参考にしてください。
留守番中の安全も設備に任せすぎない
コンセントやコードは犬が触れにくい位置へまとめ、キッチンと玄関には必要に応じてゲートを設置できる下地を用意しました。
造作を増やしすぎず、犬の年齢や性格が変わったときに置き家具やゲートを動かせる余地を残します。
広さより動線を優先し、購入前に規約を確認した
夫婦が重視したのは、専用の広い犬部屋ではなく、散歩後の手入れと在宅勤務がぶつからない動線です。その代わり、玄関土間や造作設備を必要以上に広げず、人が暮らす面積とのバランスを取りました。
購入前は、仲介担当者がペット飼育細則を確認し、設計担当者が床材、洗い場、換気、仕事場の配置を確認します。管理規約に合わなければ、間取りがつくれてもその物件では暮らせません。管理規約とリノベーションの関係で、会社へ任せる確認と買主が伝える希望を整理しています。
このモデルケースから分かること
犬とのリノベーションは、専用設備の多さより、散歩、掃除、休息、仕事の動線をぶつけないことが大切です。
物件探しから対応する会社へ相談すれば、管理規約の確認と、床材・換気・仕事場を含む間取りを購入前から一緒に検討できます。マンションの管理規約で確認することもご覧ください。


