シンプルなリノベーションは、白い壁と少ない家具だけで完成するものではありません。日用品、家電、配線を使いやすく収め、毎日の動作を複雑にしない住まいをつくることが中心です。
シンプルな住まいをつくる要素
- 色と素材の種類を絞る
- 建具や収納扉を壁になじませる
- 家具を置く位置と寸法を先に決める
- コンセント、充電、配線を整理する
- 見せる収納と隠す収納を分ける
すべてを隠すと出し入れが面倒になることもあります。使用頻度に合わせ、日常的に使う物は短い動線で戻せるようにします。
収納量より「戻す場所」を考える
大きな収納を一つ設けても、使う場所から遠ければ物が外へ出やすくなります。
- 玄関に鞄、上着、宅配用品
- キッチンに家電、食品、書類
- 洗面に着替え、タオル、洗剤
- リビングに充電機器、文具、子どもの物
持ち物を数えるだけでなく、どこで使い、どこへ戻すかを設計者へ伝えます。
費用を抑えやすいとは限らない
装飾が少なくても、壁や天井をきれいにそろえる、収納扉を目立たなくする、細い見切りを使うなど、納まりに手間がかかる場合があります。
造作収納を増やしすぎず、市販家具で対応できる場所を分けます。将来家具を変える可能性があるなら、工事で固定しない方が使いやすいこともあります。
向いている人
- 掃除と片づけに時間をかけたくない
- 家具や物を主役にしたくない
- 色や素材を長く使えるものへ絞りたい
- 生活の変化に合わせて家具を替えたい
相談時に確認したいこと
- 現在の持ち物と今後増える物
- ロボット掃除機や家電の置き場所
- Wi-Fi、充電、テレビ周辺の配線
- 造作収納と市販収納の費用差
- 扉を閉めた状態だけでなく開いた状態の動線
まとめ
シンプルなリノベーションでは、物を減らすことより、暮らしの中で自然に片づく仕組みをつくることが大切です。
リノベーションのテイスト8選でほかのスタイルと比べ、見た目だけでなく生活動線から好みを整理してください。大型クローゼットのあるモデルケースも収納計画の参考になります。
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