リノベーション会社の無料相談は、契約を決める場ではありません。希望する暮らしと総予算を伝え、その会社に物件探しから任せられるかを確認する場です。
ただし、会社ごとに別の条件を伝えると、回答を公平に比べられません。無料の「リノベ会社への相談準備シート」を使い、相談前に家族の条件を整理してください。
無料PDFで整理できること
シートは印刷して手書きできます。全部を埋める必要はありません。現時点で分かる範囲だけ記入します。
- 希望エリア、入居時期、世帯の変化
- 住まいに使える月額と総予算
- 物件、諸費用、工事、家具、予備費の配分
- 今の家の不満と、実現したい暮らし
- 必ず実現したい条件と、調整できる条件
- 相談先の対応範囲、費用、契約、保証の比較
PDF・A4全4ページ。印刷して家族と書き込めます。
使い方は3段階
1. 家族だけで書く
最初は会社の提案を見ずに、現在の暮らしの不満と、購入後も残したいお金の使い方を整理します。「3LDK」のような間取りだけではなく、家族がどこで何をするかを書いてください。
2. 2〜3社に同じ条件を伝える
希望エリア、総予算の上限、入居時期、必須条件をそろえて相談します。同じ前提で聞くことで、各社の対応範囲や説明の違いが分かります。
3. 回答を「確認済み」と「未確認」に分ける
即答されたかどうかより、分からないことを調べて回答してくれるかが重要です。物件ごとに確認が必要な構造、配管、管理規約などは、無理に断定させず、誰がいつ確認するかを記録します。
相談前に決めなくてよいこと
次の項目は、相談前に確定していなくても構いません。
- 候補物件
- 完成後の間取り
- キッチンや床材の商品
- 借入先の金融機関
- 設計の細かい仕様
先に決めるのは、総予算の上限、必要なエリア、実現したい暮らし、入居したい時期です。
必要な数字は別のツールで試算する
相談準備シートは、家族の条件と会社の回答を整理するツールです。返済可能額や物件価格の上限は、中古購入+リノベ予算シミュレーターと金融機関の現行条件で試算してください。
無料相談で聞く質問の意味は、リノベーションの無料相談で聞くこと15選で解説しています。
まとめ
リノベ会社への相談前に、完成間取りや設備を決める必要はありません。同じ条件を2〜3社に伝え、物件探しの支援範囲、購入前の工事確認、総予算、契約、検査、保証を比べます。
シートに「確認済み」と「未確認」を残すと、営業担当者の印象だけではなく、購入後まで支援を任せられる会社かを判断しやすくなります。


